GW中に穴場…かも
ドキドキしながら、久々の六本木に降り立ちました!働いていたときは、しょっちゅう仕事後に飲みに行ってたのに、いまや完璧なおのぼりさーん(笑)。 お目当ては、もちろん……『ムーミン展』でした! 連休初日に行ったのですが、思ったよりも混んでいなかったです。...
人それぞれに物語あり
『ぐるぐるの図書館』(2016年) 工藤純子・廣嶋玲子・濱野京子・菅野雪虫・まはら三桃 講談社 今日の一冊は小5女子からのおすすめ。 先日図書館で、偶然あった次男のクラスメートの女の子が、次男用に選書してくれたうちの一冊です。小5女子による選書だなんて、もうもう、かわいくて...
なぜ世界は丸いの?
『魔法の輪』(1997年)スザンナ・タマーロ作 高畠恵美子訳 あすなろ書房 今日の一冊は、原マスミさんによる不気味な表紙絵が、ピッタリな内容のコチラ。見づらいかもしれませんが、たくさんの積まれたテレビの中の人たちが、ムンクの叫びみたいになっています。...
グリーンブックを見たら……
やっと話題の映画『グリーンブック』を観てきました! とーってもよかったです。グリーンブックとは、Wikipediaの言葉を借りると、人種隔離政策時代に自動車で旅行するアフリカ系アメリカ人を対象として発行されていた旅行ガイドブックのこと。...
自然の中へ飛び出そう!
『灰色の小人たちと川の冒険』(1995年) BB作 神鳥統訳 D.J.ワトキンス=ピッチフォード画 大日本図書 今回小人テーマでたくさん読んできたのですが、さもありなんという感じなのですが、やっぱり絶版のものが多いんですよねえ。...
それ誰のせい?
『耳のなかの小人』(1996年)クリスティーネ・ネストリンガー作 松沢あさか訳 さえら書房 今日の一冊はコチラ。人間に見つからないように、人間と同じような暮らしをしている小人ものも多い中、こちらは人間の身体に住みついている小人! 《『耳の中の小人』あらすじ》...
その花、花明かりの活躍かも?
『引き出しの中の家』(2010年)朽木祥作 ポプラ社 小人のものって、探してみると絶版のものが多かったり、あまり新作が出ないイメージ(私が知らないだけかもですが)。 海外ものだとアリエッティの原作になった、メアリー・ノートンの『床下の小人たち』シリーズ、日本だったら佐藤さと...
健全な秘密を持つって?
ライフペイジズ(絵を使ったコーチング)と児童文学のコラボワークショップ@INAMORIさん、無事終了しました! カフェギャラリーINAMORIさんは、自然の光をそのまま感じられる、とおっても素敵な空間✨。お庭がそのまま山に続いているのも、ワクワクするんですよ~。...
文学の意味:心が豊かになるとは?
『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』(2011年) タミ・シュム=トヴ著 母袋夏生訳 岩波書店 毎月開催しているオンラインおしゃべり会、先月2月のテーマは『手紙』でした。 手紙って戦争文学に多いね、という話になったのですが、疎開などによって、家族がバラバラになることが多いからな...
生きる意味、人生の意味を問う
『マリアからの手紙』(1995年)グレーテリース・ホルム作 伊佐山真実訳 徳間書店 これは良いYA(ヤングアダルトと呼ばれる中高生向きの分野)に出会えました! 世間では、キミスイ(『君の膵臓が食べたい』)が一時期話題でしたが、似たようなストーリーとしては私なら断然こちらを推...