あとがきを先に読むのはアリか?
私がよく聞かれる質問の一つに、 「たくさんある本の中から、どうやってこれがいい!って選ぶの?」 というものがあるので、今日はこれについて。 信頼できる人が紹介していた、書評を読んで面白そうだった、など色々ありますが、私が頼りにしているのが「あとがき」なんです。「あとがき」を...
物語ジュエリー
※ 画像は全て、田中オリエさんよりお借りしました(転載許可済み) 知り合いのジュエリーデザイナー・田中オリエさんの個展に行ってきました! 私自身は、実はジュエリーってあんまり持っていないんです。 元々あまり高価なものに興味がないのと(あ、正直に言っちゃった)、身につけると、...
ヒントの出会い方
悩みや疑問がある人は、本屋さんへGO! っていつも思います。 何か「問い」を抱えて本屋さんに向かうと、必ず答えのヒントになるような本と出会えるんですよね。これが、ネット書店では出会えないんだなあ。 先日こんなネット記事を見つけました↓...
メアリー・ポピンズは魔女なのか
『不機嫌なメアリー・ポピンズ - イギリス小説と映画から読み解く「階級」』(2005年) 新井潤美著 平凡社新書 メアリー・ポピンズは果たして魔女なのか? 先月の『魔女』がテーマだったとき、ふと思いました。確かにメアリー・ポピンズは魔法は使うし、異世界に連れて行ってはくれる...
海外(翻訳)文学が優れているわけ
すごーく炎上しそうなタイトル(笑)。 個人的に児童文学に関しては、海外文学、翻訳ものが好きです。 幼い頃から慣れ親しんできたのも、翻訳文学が多かった……と思っていたのですが、偶然残っていた小学校時代の図書カードを見てみたら、日本の作家さんのものもけっこう読んでいたんですね。...
萌え絵論争を考える
『子どもに本を買ってあげる前に読む本 現代子どもの本事情』(2008年)赤木かん子著 ポプラ社 今日の一冊は、自分の中では色々考えさせられた、こちら。 というのも、とても、興味深い記事発見したからなのです。その記事とは、コチラ↓ 『萌え絵は想像力を養わないは本当?...
児童関連ならココ!都立多摩図書館
八王子の富士美術館で開催中の『長くつ下のピッピの世界展』を見に行くついでに、西東京ブックツアーをしよう!と東京都立多摩図書館の企画展示を見に行ってきました。 ピッピのほうについては、また別途書きますが、多摩図書館のほうの企画展示は9月5日(水)までなので、先にこちらをご紹介...
興味を深める副読本
『ケルト文様の幾何学:自然のリズムを描く』(2014年) アダム・テットロウ著 山田美明訳 創元社 今日の一冊は、副読本(?)として、おすすめのコチラのシリーズ! 児童文学って読む年齢によって、感じる部分が違うし、何度でも楽しめるスゴイ本だなあ、と痛感している今日この頃です...
ほ~ら、本と旅したくなる!
『モンテレッジオ 小さな村の旅する本屋』(2018年) 内田洋子著 方丈社 今日の一冊は、児童文学ではありませんが、本好きさんなら気になるであろう興味深い一冊!旅テーマのとき、どうしても紹介したくなった一冊です。 本の魂が生まれた町、モンテレッジォ。イタリアの山奥にあります...
データ活用の何が問題なのか
『自分を育てる読書のために』(2011年)小幡章子・脇明子 共著 岩波書店 今日の一冊は、公立の中学校での学校司書さんの奮闘記を元に読書支援の方法を紹介しているコチラ。 というのも、埼玉県三郷市彦郷小学校の読書への取り組みが、ネットで炎上しているから。...