ネトゲの救いと文学の救い
『ネトゲ中毒(NHKオトナヘノベル)』(2017年) 鎌倉ましろ著 金の星社 先日の思春期男子母会でおススメされた本の中からNHKオトナヘノベルシリーズを2冊読んでみました。 1時間もかからないで、ラノベ感覚でサラッと読めます。...
思春期男子母へのおススメ本
サンデーナイトは、第2回男子母会(正式名称:愛しき思春期アホ男子母会、別名:美魔女会 ←コラッ)という名の飲み会で、母10名でノンストップトーキングして参りました~。 それぞれ紹介してもらったのは、思春期男子母(or 子ども)におススメの一冊。...
成人の日に差し出したい一冊
『大人になるっておもしろい?』(2015年)清水真砂子著 岩波ジュニア新書 成人式ですね。 町は振袖の華やかな成人たちでにぎわっているでしょうか。 私自身の思い出はといえば、寮生活をしていたので、地元には帰らず、大学の友だちとボーリングに行って、鍋囲んで家飲みしてたなあ(笑...
人には物語が必要
『診療室にきた赤ずきん -物語療法の世界-』(2004年) 大平健著 新潮文庫 今日の一冊は、絵本翻訳家のお友だちから教えてもらった本。 精神科医の先生が、書かれたもので、昔話を例えに使って話すと、ストンと患者さんの心に収まることを発見したんですって。...
メアリー・ポピンズは魔女なのか
『不機嫌なメアリー・ポピンズ - イギリス小説と映画から読み解く「階級」』(2005年) 新井潤美著 平凡社新書 メアリー・ポピンズは果たして魔女なのか? 先月の『魔女』がテーマだったとき、ふと思いました。確かにメアリー・ポピンズは魔法は使うし、異世界に連れて行ってはくれる...
興味を深める副読本
『ケルト文様の幾何学:自然のリズムを描く』(2014年) アダム・テットロウ著 山田美明訳 創元社 今日の一冊は、副読本(?)として、おすすめのコチラのシリーズ! 児童文学って読む年齢によって、感じる部分が違うし、何度でも楽しめるスゴイ本だなあ、と痛感している今日この頃です...
ほ~ら、本と旅したくなる!
『モンテレッジオ 小さな村の旅する本屋』(2018年) 内田洋子著 方丈社 今日の一冊は、児童文学ではありませんが、本好きさんなら気になるであろう興味深い一冊!旅テーマのとき、どうしても紹介したくなった一冊です。 本の魂が生まれた町、モンテレッジォ。イタリアの山奥にあります...
児童文学ピクニック:庭
『薬草魔女のナチュラルライフ』(2002年)ガブリエル・ピッケル著 林真一郎監修 畑沢裕子訳 東京堂出版 今日の一冊は、児童文学ではありませんが、児童文学の世界が広がるかのような手元に置いて眺めたい一冊。オールカラーが嬉しいハーブ事典です。...
本好きさん必見漫画!
『本屋の森のあかり』全12巻 磯谷友紀作 講談社 今日の一冊は、児童文学ではなくて漫画。 でも、これ、すっごくいいブックガイドなんです! 本屋好きさんにはたまらないですよ~。 書店事情もよく分かるし、一話ごとに名作エピソードが絡めてあるから、紹介されている本が読みたくなるこ...
あなたの子はあなたの子ではない
『預言者』カリール・ジブラン作 佐久間彪訳 至光社 今日の一冊はコチラ。 船井幸雄訳で、成甲書房版もありますが、至光社のはポケット携帯版。まさに持ち歩きたくなるような本です。 日本ではあまり知られていませんが、作者のジブランは、世界的に有名なレバノンの詩人であり、哲学者であ...