魔女ってなんだ???
『魔女の文明史』(2004年)安田喜憲編 八坂書房 あっという間に11月です。10月31日のハロウィンは、もともとはケルトの人の間では、秋の終わりで、冬の始まりなんですよね。 そんな10月終わりの児童文学ピクニック&zoomでオンラインおしゃべり会、ともにテーマは『魔女』で...
日常からすんなり非日常へ
『きかせたがりやの魔女』(2016年)岡田淳著 はたこうしろう絵 偕成社 今日の一冊も魔女ものから。 岡田淳さんの話は、さらさらっと読めて、ほっこり幸せな気分になれるんだなあ。心の中にちょっとしたウキウキした気分が湧き起ってくる。...
表紙の印象で内容の印象も変わる!?
『魔女モティ』(2004年)柏葉幸子著 佐竹美保絵 講談社 昨日の『萌え絵は想像力を養わないは本当?』から、本日はコチラをご紹介。 『霧のむこうのふしぎな町』でお馴染みの柏葉幸子さんによる魔女ファンタジー。 主人公紀恵は、なんだかお母さん(継母)とうまくいってない、と思って...
萌え絵論争を考える
『子どもに本を買ってあげる前に読む本 現代子どもの本事情』(2008年)赤木かん子著 ポプラ社 今日の一冊は、自分の中では色々考えさせられた、こちら。 というのも、とても、興味深い記事発見したからなのです。その記事とは、コチラ↓ 『萌え絵は想像力を養わないは本当?...
共生のヒントここにあり!
『路上のストライカー』(2013年)マイケル・ウィリアムズ作 さくまゆみこ訳 岩波書店 Now is the Time for Running,2009 by Michael Williams これも、大人も子ども(中学生以上)にも手に取ってもらいたいなあ、と思った一冊です...
異文化に出会え、かつ共感できる!
『ぼくたちの砦』(2006年)エリザベス・レアード作 石谷尚訳 評論社 A LITTLE PIECE of GROUND,2004 by Elizabeth Laird 今日の一冊も、サッカーが結んだ友情の物語。ただ、日本の部活とは、まるで違う壮絶な状況に、カルチャーショッ...
キーパーの魅力を伝える一冊
『キーパー』(2006年)マル・ピート著 池央耿訳 評論社 今日の一冊はコチラ。 うちの子どもはチームスポーツには向かないし、縁がないなあ、と思っていたのですが…。中1長男が、なんと夏休みの合宿からいきなりサッカー部に入部!というわけで、急にサッカーものを手に取りたくなり、...
ベストセラーに物申す(ドキドキ)
『バッテリー』(1996年)あさのあつこ作 佐藤真紀子絵 教育画劇 ※ 注意:辛口感想です 漫画化や映画化もされた有名なベストセラー。 だからといって、自分に合うとは限りませんよね、うん。 今日はちょっと辛口感想なので、この物語に感銘を受けた方は読まないでくださいね~。評価...
落ち着きのない子は問題児?
『もう、ジョーイったら!2 父さんと、キャッチボール?』 (2009年)ジャック・ギャントス作 前沢明枝訳 徳間書店 今日たまたま目にした東洋経済オンラインの記事。発達障害を発表している、モデルで俳優の栗原類氏のお母さんのインタビュー(コチラをクリック)がとってもよかった。...
単細胞男子を支えたもの
『ヒーローなんてぶっとばせ』(1998年) ジェリー・スピネッリ作 菊島伊久栄訳 偕成社 アメリカンフットボールで活躍する、見栄っ張りな男の子と、その隣に住むクエーカー教徒でベジタリアン、おまけに男なのにチア・リーダーのウェッブの物語。...