最初から勇敢でなくてもいい
『うら庭の水の精』(1991年) グードルン・パウゼバンク作 インゲ・シュタイネッケ絵 遠山明子訳 福武書店 今日の一冊はこちら。福武書店なので、絶版ですが、福武書店のベストチョイス(選び抜かれた子どもの本)シリーズってとってもいいものが多いんですよね。...
滞在価値あり?TSUTAYA BOOK APARTMENT
泊まってみた、シリーズ。 先日、翌朝都内で朝早くから用事があったので、泊まってみましたよ~。 TSUTAYA BOOK APARTMENT@新宿 蔦屋書店プレゼンツの泊まれる本屋さん。 こちらとか↓ BOOK & BED 池袋(レポはコチラをクリック) こちらの↓ BOOK...
現代に足りない世界観?
『ほこれまみれの兄弟』(2010年)ローズマリー・サトクリフ著 乾侑美子訳 評論社 日本では2010年出版ですが、原書は、1952年初版です。 重厚感ある歴史ものを書くことの多いサトクリフですが、こちらは初期の作品のためか、ちょっとイメージが違うかも。...
無力と感じるときに
『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』(2012年) マーギー・プロイス作 金原瑞人訳 集英社 Heart of a Sumurai,2010, Margi Preus ニューベリー賞オナー すみません、歴史にまっっったく興味のなかった私、ジョン万次郎と聞くと、昔新橋にあっ...
鎌倉で行きたい書店&ブックカフェ特集
週末は、児童文学好き5人が集まって、鎌倉書店ツアーを開催しました! よく歩いた!しゃべり倒した!楽しかったなあ。10時に集合して、あっという間に18時。 最後に鎌倉のおすすめ書店&ブックカフェのリストを載せますね。 スタートは、極楽寺の小さな絵本&児童書専門店、ことり文庫さ...
本好きさん必見漫画!
『本屋の森のあかり』全12巻 磯谷友紀作 講談社 今日の一冊は、児童文学ではなくて漫画。 でも、これ、すっごくいいブックガイドなんです! 本屋好きさんにはたまらないですよ~。 書店事情もよく分かるし、一話ごとに名作エピソードが絡めてあるから、紹介されている本が読みたくなるこ...
5月オンラインおしゃべり会
5月もやります! 自宅から、画面越しで気軽に児童文学についておしゃべりしませんか?スカイプよりもお手軽なzoomというオンライン会議機能(後述します)を使用します。 ゆるゆるです。児童文学に詳しくなくて、聞いてるだけという方もむしろ大歓迎!...
うそつきは作家のはじまり!?
『うそつきの天才』(1996年)ウルフ・スタルク作 菱木晃子訳 小峰書店 今日の一冊は、とおっても素敵な活動をされている、子どもと見る風景 kodomiruさんから教えてもらったコチラ! スウェーデンを代表する現代作家、ウルフ・スタルクの短編二編を収めたもの。...
手渡す人の違い!:絵本&児童文学
『絵本の記憶、子どもの気持ち』(2014年)山口雅子著 福音館書店 今日の一冊はコチラ。 短時間でさらっと読めるので、料理の合間に読むのもおすすめ。 これはねー、ロングセラーと呼ばれる地味な古典的絵本のどこがいいのか、大きな声では言えないけれど、正直ワカラナイ・・・という方...
子どもの感想が聞きたい!
『青い月の石』(2018年)トンケ・ドラフト作 西村由美訳 岩波少年文庫 今日の一冊はコチラ。今年の2月に出た新刊。 オランダ屈折のストーリーテラーであるトンケ・ドラフトは、『王への手紙』とその続編の『白い盾の騎士』がもうすーーーーごくよくて。その後に読んだ『七つのわかれ道...