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本好きさん必見漫画!


『本屋の森のあかり』全12巻 磯谷友紀作 講談社

今日の一冊は、児童文学ではなくて漫画。

でも、これ、すっごくいいブックガイドなんです!

本屋好きさんにはたまらないですよ~。

書店事情もよく分かるし、一話ごとに名作エピソードが絡めてあるから、紹介されている本が読みたくなること間違いナシ。

児童文学が多いのにも驚きました。きっと作者の方が幼い頃から親しんできた物語たちなんだろうなあ、って。選書も好みでした!

【あらすじ】

主人公あかりの働く須王堂は全国展開している大手書店。地方支店から東京本店に移動になったあかりは、博識でまるで速読王のような副店長寺山杜三に惹かれて行きます。

一度は杜三にふられるものの、なかなか思いを断ち切れないあかり。そのうちあかりは同期の緑が副店長に昇進した名古屋店へ移動、杜三はソウル支店の立ち上げへ。恋のライバルも現れ、どうなるあかり?

本店、支店のそれぞれの苦労、韓国の本屋事情から個性的な個人書店まで、さまざまな形態の本屋さん事情も分かります。

取次という独特な流通制度のある日本と韓国の違い、本屋さんでのフェア事情、手書きPOPへの強い思い、個人書店のユニークな本の並べ方、などなど興味は尽きません!

本好き、本屋さん好きにはたまらないのですが、ふふふな恋愛要素もアリ。

人間よりも本に興味のある博識イケメン副店長杜三(東大卒)、クールなイケメンだけれと冷淡で毒舌な仕事のできる同期の緑(慶大卒)。ああ、もう二人とも別の意味でよくって選べない~(←選ぶ立場にないけど 笑)

杜三も大好きですが、憧れ的な大好きかな。最後まで読んでみて、私は断然緑くん派(←誰も聞いてない)。あ~、読んだ方、どちら派かお聞きしたいです(笑)!緑くんたまらん。

じゃなくてー、ブックガイド&本屋事情を知るのにおすすめです(笑)。図書館に置いてあると思いますので、ぜひ借りてみて、誰派が教えてくださいね(←やっぱりそこ 笑)

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