人生悲劇?喜劇?自分次第!
『メロップス一家のわくわく大冒険1』トミー・ウンゲラー作 麻生九美訳 評論社 今日の一冊は、絵本と児童書の中間、絵本からの活字本への移行期にもおすすめの一冊。シリーズものです。 自分でも読めるけれど、読み聞かせてあげたら嬉しい一冊。...
イスラム教徒=テロリスト!
『さよなら、スパイダーマン』(2017年)アナベル・ピッチャー作 中野怜奈訳 偕成社 My Sister lives on the mantlepiece, Annabel Pitcher,2011 ≪『さよなら、スパイダーマン』あらすじ≫...
伝説のメガネ屋&世界が変わって見える!
『ぶきっちょアンナのおくりもの』(1990年) ジーン・リトル作 田崎眞喜子訳 福武書店 From Annna,Jean Little,1972 今日の一冊はコチラ! 何をしてもぶきっちょで、兄弟たちからも疎まれているメガネっ子アンナの物語。とーってもいい物語なのに、絶版。...
耳の日&その子、実は天才かも!?
『ぼくとベルさん 友だちは発明王』(2017年) フィリップ・ロイ著 櫛田理絵訳 PHP研究所 ME&Mr.BELL by Phillip Roy,2013 今日の一冊はコチラ。 昨日3月3日は33で耳の日なんですって。シラナカッター。...
三世代の恋・誰にでも若い頃はあった
『一億百万光年先に住むウサギ』(2006年)那須田淳 理論社 読書感想文課題図書(中学生の部)だったこともあるみたいですが、現在は絶版みたいですね。 『星空ロック』(レビューはこちらをクリック)もそうだったけれど、ドイツ在住の那須田さんの物語は、やっぱりいつもドイツの香りも...
不謹慎な想像力?
『砂のゲーム ぼくと弟のホロコースト』(2000年) ウーリー・オルレブ作 母袋夏生訳 岩崎書店 The Sandgame by Uri Orlev (1996) 今日の一冊はコチラ。 ホロコーストと聞くだけで、避けたくなってしまう人もいるかもしれませんが、ちょっと待って~...
じゃがいもばっか。故人のイタズラ!?
『スウ姉さん』エレナ・ポーター作 村岡花子訳 河出文庫 (角川文庫からもあり) 今日の一冊は『少女パレアナ』(アニメではポリアンヌ物語)を書いたエレナ・ポーターによるコチラ。 実は、私まだ読んでないんですけどね。読んでないのですが、ちょっと不思議なことがあったのでご紹介。私...
権力の象徴、芸術、言葉・・・最後に残るのは?
『イスカンダルと伝説の庭園』(1999年) ジョアン・マヌエル・ジズベルト作 宇野和美訳 徳間書店 今日の一冊は、11世紀のアラビアを舞台にしたコチラ! 国は架空の国ですが、なんていうんでしょう、もうタイトルだけで異国の香りと、壮大なロマンを感じちゃいます。...
節分に大人こそ読みたい名作
『鬼の橋』(1998年)伊藤遊著 太田大八絵 福音館 明日は節分。 というわけで、今日の一冊は鬼関連でコチラ~。 10万部も売れたという大ベストセラーのこちら、読書感想文コンクールでは一番点数が多かったとか。でも、意外と大人には知られていないんです。これを読まないなんて、モ...
生きづらくても生きて!
『レイさんといた夏』(2016年)安田夏菜著 講談社 今日の一冊はコチラ。 阪神・淡路大震災の日、23回目の1月17日に木かげdeえほんのうきょうさんが教えてくれた本です。 私ね、本当にお恥ずかしながら当時のことあまり覚えてないんです。関西出身の友だちもいなかったし、当時は...