伝説のメガネ屋&世界が変わって見える!
『ぶきっちょアンナのおくりもの』(1990年)
ジーン・リトル作 田崎眞喜子訳 福武書店
From Annna,Jean Little,1972
今日の一冊はコチラ!
何をしてもぶきっちょで、兄弟たちからも疎まれているメガネっ子アンナの物語。とーってもいい物語なのに、絶版。
いい物語だから、って残るわけじゃないんだよなあ・・・。
こちらを思い出した理由は、週末に人生初メガネを作りに行ったから!予約のなかなか取れない、伝説のメガネ屋さんの話は後半に書きますね。
まずは本紹介~↓↓↓
≪ここが見どころ!≫
■兄弟間の人間関係あるあるが描かれている
■人との出会いが人生をガラッと変える!
■周りに心を閉ざしていた子の成長物語!
■移民の苦労、戦争の理不尽さについて考えさせられる
■受け入れる、とはどういうことなのか教えてもらえる
アンナは実は弱視だったのですが、それにずーっと親が気づかないんです。
・・・え!?
親が子どもが弱視であることに気付かない?そんなことってあるの!?!?
と驚きましたが、あるんだろうなあ。この物語はとてもリアリティがあります。
アンナはいつだって、言おうとするのです。でも、まだできないの?って呆れた目で見られると、自分の言葉を飲み込んでしまうんです。読んでると、‟あるある”がいっぱいなんですよ~。
ああ、自分もやっちゃってるかも、ってハッとする。
ホント、この物語は大人が読んだほうがいい。
悪い両親じゃないんです。むしろ、良い方。それでもね、こんなささないことが子どもを傷つけるのか、萎縮させるのか、ということがよく分かる。客観的に大人の姿を見せられて、猛省させられます。兄弟関係も実にリアリティがあるし、子どもの心の内側は実によく描かれているんだなあ。
そして、アンナの目の弱さを発見したフランツ・シュマッヒャー先生や、視力障がい者クラスの先生など素晴らしい大人も出てきます。彼らがアンナを変えて行く。
自分はどちらの大人だろう?そう問いかけられているような気がしてきます。
まあ・・・、未熟な私は、当然前者なんですけどね。なので恥ずかしくなって反省するわけです。最後は、心にも火が灯るような、とおっても素敵な大好きな物語。
■伝説のメガネ屋とよふくさん
で、お待たせしました!
私がはるばる2時間半かけて千葉の佐倉まで行ってきたのが、伝説のメガネ屋さんのとよふくさん。「眼鏡のとよふく」で検索してみてください。いろーんな方の体験談ブログが興味深いです!予約すれば、自然食のランチも食べれるんですよ~。
実はね、私自身は小さい頃からずーっと目がよかったから、眼科とは無縁だったんです。
ずーっと左1.5、右1.5。
けれど、最近スマホの見過ぎ(←子どもに注意できない💦)で、目が疲れ、目がかすむという経験を初めてしまして。読書ができなくなったら、困る~、って思ったわけです。
もともととよふくさんを知った経緯は、横浜大口にあるホリスティックな不思議なクリニック、神ノ木クリニックから夫が紹介されて行ったことが始まり。
夫はずっと目が悪くて、コンタクト→メガネ人生だったんですよね。で、ほかの方もブログに書いているみたいに、とよふくさんで作ってもらったメガネをかけたら、世界が変わってみえた。上記のアンナみたいにね。
そんな夫に熱烈にすすめられまして、渋々(←予約取れない、大人気のとこに対して失礼)行ってきたわけです。
面白かったです!
検査にかかる時間は1時間以上。レンズを作るのにも1時間くらいで、計2時間くらい。
目は単なるレンズではない、大脳とつながっている大事な器官なんだそうです。
私みたいに小さい頃からずっと目がよかった人っていうのはね、かしこいそうです。
うふ♪
と、思ったのもつかの間!!!
そういう人には落とし穴が~!
早死にするか、よくて癌になるか、最終的には大体認知症になって嫌われて人生終わると。
・・・・
チーン。
そういえば、親戚見ても、頷ける!眼が良かった人たち早死にor癌or認知症だった・・・。
よく見えすぎて、凝り固まって、頭で考えすぎちゃうようです。
あと、運動が足りませんね~、って。
ば、ば、バレましたか!そう、私運動音痴で、運動という運動を避けてきたんです。
ヨガはどうですか?って聞いたら、ヨガは日本人にはどうも合わないんじゃないかな、って。おすすめは、ウォーキングや自転車。ほっ。それなら、できそう!
とりあえず、私の場合は読書&PC用のメガネだけを作ってもらいました。
とよふくさんは、どなたかもブログで書かれてたけど、まるでお坊さんのようだし、スタッフの方たちのプロフェッショナルぶり&メガネキラーン✨はまるで、漫画のようでした(笑)。
当たり前だけど、目も単独のものではなく、つながっているんだなあ。
目を通じて、人生について考えさせられた一日でした。