眠れる野性を掘り起こす
『最後のオオカミ』(2017年)マイケル・モーパーゴ作 はらるい訳 黒須高嶺絵 文研ブックランド 密かにニーズのある、本が苦手な子でも読めましたシリーズ(笑)。 うちの子たちは、文字読むのが苦手(面倒)なタイプなので、うちの子でも読めたシリーズは、本が苦手な子へ差し出す本の...


生き方を問い直される一冊
『北御門二郎 魂の自由を求めて:トルストイに魅せられた良心的兵役拒否者』(2014年)ぶな葉一著 銀の鈴社 ものすごーく出遅れていますが(笑)、明けましておめでとうございます!いつも、読んでくださって、ありがとうございます。...


クリスマスの奇跡
『クリスマスの猫』(1994年)ロバート・ウェストール作 ジョン・ロレンス絵 坂崎麻子訳 徳間書店 12月は、忙しないけれど、クリスマスがあるからやっぱり好きです。 あ、好きなのは、にぎやかな商業主義のクリスマスの方ではなく、静かな時間の流れのほう。...


ヒントの出会い方
悩みや疑問がある人は、本屋さんへGO! っていつも思います。 何か「問い」を抱えて本屋さんに向かうと、必ず答えのヒントになるような本と出会えるんですよね。これが、ネット書店では出会えないんだなあ。 先日こんなネット記事を見つけました↓...


それ、自分で確かめた?
『さよならわたしの本屋さん』(1996年) ペーター・ヘルトリング作 田尻三千夫訳 さえら書房 今日の一冊はコチラ。 クリスマスが近づくと思い出す本なのですが、正直、後味は悪いです。ストーリー途中までは、ワクワクしたり、ほっこりしたりするのですが、後半で急に人間不信に陥りそ...


ディケンズがお好きなら
『その歌声は天にあふれる』(2005年)ジャミラ・ガヴィン作 野の水生訳 酒井駒子絵 徳間書店 クリスマスツリーを三男(5歳)にせがまれて、ようやくツリーを出しました。飾りつけは全部三男任せ♪ 町中でもクリスマスキャロルが聞こえてきてる頃でしょうか。『クリスマスキャロル』と...


本が苦手な子にもおススメ
『ジェレミーとドラゴンの卵』(2003年)ブルース・コウヴィル作 金原瑞人訳 茂利克彦画 講談社 今日の一冊は、本が好きな子も、苦手な子も、どちらも楽しめそうな物語。ファンタジーの王道、と帯に書かれていましたが、その通りですね。...


無料コンサル受けてみました
絵本読み聞かせ講師のとんちゃんや、絵本セラピストうきょうさんがおすすめしていたので、こちらを私も受けてみました↓ さとちゃんのコーチカウンセラー・セラピスト・ステージアップ100人無料コンサル ところで、無料ほどコワイものはないとも言いますよね。その後のセールスがしつこいん...


心理療法としてのファンタジー
『闇の闘い』(1980年)ウィリアム・メイン作 神宮輝夫訳 岩波書店 今日の一冊はコチラ。 まーた、マイナーな本持ってきて~、って感じでしょうか(笑)。 岩波書店、神宮輝夫さんの訳ときたら、私的にはハズレはないのです。 日本ではもちろん(←これね)絶版、図書館でも動くことが...


メアリー・ポピンズは魔女なのか
『不機嫌なメアリー・ポピンズ - イギリス小説と映画から読み解く「階級」』(2005年) 新井潤美著 平凡社新書 メアリー・ポピンズは果たして魔女なのか? 先月の『魔女』がテーマだったとき、ふと思いました。確かにメアリー・ポピンズは魔法は使うし、異世界に連れて行ってはくれる...

