本が苦手な子にもおススメ
『ジェレミーとドラゴンの卵』(2003年)ブルース・コウヴィル作 金原瑞人訳 茂利克彦画 講談社 今日の一冊は、本が好きな子も、苦手な子も、どちらも楽しめそうな物語。ファンタジーの王道、と帯に書かれていましたが、その通りですね。...
心理療法としてのファンタジー
『闇の闘い』(1980年)ウィリアム・メイン作 神宮輝夫訳 岩波書店 今日の一冊はコチラ。 まーた、マイナーな本持ってきて~、って感じでしょうか(笑)。 岩波書店、神宮輝夫さんの訳ときたら、私的にはハズレはないのです。 日本ではもちろん(←これね)絶版、図書館でも動くことが...
中学年からの読みやすいファンタジー
『とび丸竜の案内人 時間をとんだ竜と女の子の冒険』(1988年) 柏葉幸子作 児島なおみ絵 偕成社 今月は、龍(東洋系)と竜(西洋系)ものをたくさんお届けする予定。というわけで、今日中学年から本が苦手な子でも楽しめそうな二冊をご紹介。...
子どもの感想が聞きたい!
『青い月の石』(2018年)トンケ・ドラフト作 西村由美訳 岩波少年文庫 今日の一冊はコチラ。今年の2月に出た新刊。 オランダ屈折のストーリーテラーであるトンケ・ドラフトは、『王への手紙』とその続編の『白い盾の騎士』がもうすーーーーごくよくて。その後に読んだ『七つのわかれ道...
節分に大人こそ読みたい名作
『鬼の橋』(1998年)伊藤遊著 太田大八絵 福音館 明日は節分。 というわけで、今日の一冊は鬼関連でコチラ~。 10万部も売れたという大ベストセラーのこちら、読書感想文コンクールでは一番点数が多かったとか。でも、意外と大人には知られていないんです。これを読まないなんて、モ...