自然の中へ飛び出そう!
『灰色の小人たちと川の冒険』(1995年) BB作 神鳥統訳 D.J.ワトキンス=ピッチフォード画 大日本図書 今回小人テーマでたくさん読んできたのですが、さもありなんという感じなのですが、やっぱり絶版のものが多いんですよねえ。...
短編が読みたくなったら
『ガイコツになりたかったぼく』(2005年)ウルフ・スタルク作 菱木晃子訳 はたこうしろう絵 小峰書店 今日の一冊は、読書が苦手な子でも、さくっと読める短編。 小学生高学年でももちろん読めるのだけれど、2編目のセクシーな書店員のお姉さんへの淡い恋心なんかは、中学生からのほう...
異文化に出会え、かつ共感できる!
『ぼくたちの砦』(2006年)エリザベス・レアード作 石谷尚訳 評論社 A LITTLE PIECE of GROUND,2004 by Elizabeth Laird 今日の一冊も、サッカーが結んだ友情の物語。ただ、日本の部活とは、まるで違う壮絶な状況に、カルチャーショッ...
単細胞男子を支えたもの
『ヒーローなんてぶっとばせ』(1998年) ジェリー・スピネッリ作 菊島伊久栄訳 偕成社 アメリカンフットボールで活躍する、見栄っ張りな男の子と、その隣に住むクエーカー教徒でベジタリアン、おまけに男なのにチア・リーダーのウェッブの物語。...
なぜ知ることが大事なの?
『トライフル トライアングル』(2008年)岡田依世子作 うめだゆみ絵 新日本出版社 ドラマ『おっさんずラブ』旋風がいまだ止まない中、Facebookの『大人のための児童文学』コミュニティ上で、『メリッサと秘密のジョージ』を紹介したところ、コメント欄でオススメしていただいた...
物語とシンクロする現実にゾクッ
『花になった子どもたち』(2007年)ジャネット・テイラー・ライル作 多賀京子訳 市川里美絵 福音館書店 今日の一冊は、ガーデニングでもイギリスではなく、アメリカが舞台のこちらの物語。市川里美さんの表紙画が素敵です。 市川さんって、海外ご在住なんだそうで。だからなのか、日...
イスラム教徒=テロリスト!
『さよなら、スパイダーマン』(2017年)アナベル・ピッチャー作 中野怜奈訳 偕成社 My Sister lives on the mantlepiece, Annabel Pitcher,2011 ≪『さよなら、スパイダーマン』あらすじ≫...
伝説のメガネ屋&世界が変わって見える!
『ぶきっちょアンナのおくりもの』(1990年) ジーン・リトル作 田崎眞喜子訳 福武書店 From Annna,Jean Little,1972 今日の一冊はコチラ! 何をしてもぶきっちょで、兄弟たちからも疎まれているメガネっ子アンナの物語。とーってもいい物語なのに、絶版。...