スポーツに興味のない人にも
『オン・ザ・ライン』(2011年)朽木祥作 小学館 2012年課題図書高等学校の部 YA(ヤングアダルトと呼ばれる中高生を対象とした本のジャンル)といえば、日本だと部活ものが主流。学校の人間関係以外に世界がないのかなあ、と思ってしまい、正直、学園ものは、個人的にはおなかいっ...
共生のヒントここにあり!
『路上のストライカー』(2013年)マイケル・ウィリアムズ作 さくまゆみこ訳 岩波書店 Now is the Time for Running,2009 by Michael Williams これも、大人も子ども(中学生以上)にも手に取ってもらいたいなあ、と思った一冊です...
異文化に出会え、かつ共感できる!
『ぼくたちの砦』(2006年)エリザベス・レアード作 石谷尚訳 評論社 A LITTLE PIECE of GROUND,2004 by Elizabeth Laird 今日の一冊も、サッカーが結んだ友情の物語。ただ、日本の部活とは、まるで違う壮絶な状況に、カルチャーショッ...
キーパーの魅力を伝える一冊
『キーパー』(2006年)マル・ピート著 池央耿訳 評論社 今日の一冊はコチラ。 うちの子どもはチームスポーツには向かないし、縁がないなあ、と思っていたのですが…。中1長男が、なんと夏休みの合宿からいきなりサッカー部に入部!というわけで、急にサッカーものを手に取りたくなり、...
スポーツテーマの児童文学
9月の児童文学ピクニックも蜂がいたりなので、夜の部でした~(え?飲みたいだけ?)。 お友だちが見つけてきてくれた、中華バル。お肉を使用せず、魚介と旬菜だけで作るおつまみは最高!食べ物の写真撮るより、アツアツのうちに食べて、食べ物と作り手に敬意を表したい派なので、今回も写真な...
ベストセラーに物申す(ドキドキ)
『バッテリー』(1996年)あさのあつこ作 佐藤真紀子絵 教育画劇 ※ 注意:辛口感想です 漫画化や映画化もされた有名なベストセラー。 だからといって、自分に合うとは限りませんよね、うん。 今日はちょっと辛口感想なので、この物語に感銘を受けた方は読まないでくださいね~。評価...
落ち着きのない子は問題児?
『もう、ジョーイったら!2 父さんと、キャッチボール?』 (2009年)ジャック・ギャントス作 前沢明枝訳 徳間書店 今日たまたま目にした東洋経済オンラインの記事。発達障害を発表している、モデルで俳優の栗原類氏のお母さんのインタビュー(コチラをクリック)がとってもよかった。...
単細胞男子を支えたもの
『ヒーローなんてぶっとばせ』(1998年) ジェリー・スピネッリ作 菊島伊久栄訳 偕成社 アメリカンフットボールで活躍する、見栄っ張りな男の子と、その隣に住むクエーカー教徒でベジタリアン、おまけに男なのにチア・リーダーのウェッブの物語。...