チャンスは自分でつかみ取る!
『わたしがいどんだ戦い 1939年』(2017年) キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作 大作道子訳 評論社 「表紙は微妙だけれど、すっごくよかった!」とおススメされて、手に取ってみた2018年の高等学校の部での課題図書。課題図書に関しては、色々と思うところがあるのだけ...
自分次第で意義ある名前に
『バレエシューズ』(2019年)ノエル・ストレトフィールド作 朽木祥訳 福音館書店 今日の一冊は、装丁も美しいコチラ。 長く絶版されていた古典名作の新訳による復刊です。海外では80年以上も愛され続けているロングセラーなんだそう。...
自然の中へ飛び出そう!
『灰色の小人たちと川の冒険』(1995年) BB作 神鳥統訳 D.J.ワトキンス=ピッチフォード画 大日本図書 今回小人テーマでたくさん読んできたのですが、さもありなんという感じなのですが、やっぱり絶版のものが多いんですよねえ。...
失敗の先に
『太陽の戦士』(2005年)ローズマリ・サトクリフ作 猪熊葉子訳 岩波書店 ※ハードカバー版は1968年 時々、安易に感想を言いたくない本に出会います。そのくせ、誰かと感動を共有したい。サトクリフの物語は、いつもそんな感じで、なかなか感想が書けないんです。...
人間世界の根本問題にふれる
『人形の家』(1978年)ルーマー・ゴッテン作 瀬田貞二訳 堀内誠一挿絵 岩波少年文庫 クリスマス時期に感想をアップしようと思いつつ、タイミングを逃してしまいましたが・・・・・クリスマスの場面も出てきますが、季節問わず、おすすめです。...
本来のオオカミって……
『オオカミのようにやさしく』(1994年)G・クロス作 青海恵子訳 岩波書店 今日の一冊は(も?)マイナーと思われるであろう、こちらの物語。とはいえ、本国ではカーネギー賞を受賞している物語なんですよ。 日本人には馴染みがなくて、ちょっと変わってると感じるのですが、現代イギリ...