書く!そして自力で成長する!
『ヘンショーさんへの手紙』(1984年)ベバリイ・クリアリー作 谷口由美子訳 なかいながまさ画 あかね書房 今日の一冊は、等身大の子どもを描かせたらピカイチ!のクリアリーによるこちら。 クリアリーは、ヘンリーくんシリーズやラモーナシリーズで、リアリティ文学として子どもたちか...


本来のオオカミって……
『オオカミのようにやさしく』(1994年)G・クロス作 青海恵子訳 岩波書店 今日の一冊は(も?)マイナーと思われるであろう、こちらの物語。とはいえ、本国ではカーネギー賞を受賞している物語なんですよ。 日本人には馴染みがなくて、ちょっと変わってると感じるのですが、現代イギリ...


清々しさの正体
『日曜日島のパパ』(1999年)ベッテル・リードベック作 菱木晃子訳 杉田比呂美絵 岩波書店 昨日ご紹介した『長くつ下のピッピ』のオマージュがところどころに散りばめられているのが、今日ご紹介する『日曜日島のパパ』、全4巻からなるヴィンニのシリーズ。...


適所に行けば開花する!
『グリーンフィンガー 約束の庭』(2009年)ポール・メイ作 シャーン・ベイリー絵 横山和江訳 さ・え・ら書房 週末は、海を臨む素晴らしいお庭のお宅にお邪魔したので、引き続き庭ものをご紹介。とおおっても素敵な家主の方は、私とは30歳以上年齢は離れているけれど、フェアトレード...


三世代の恋・誰にでも若い頃はあった
『一億百万光年先に住むウサギ』(2006年)那須田淳 理論社 読書感想文課題図書(中学生の部)だったこともあるみたいですが、現在は絶版みたいですね。 『星空ロック』(レビューはこちらをクリック)もそうだったけれど、ドイツ在住の那須田さんの物語は、やっぱりいつもドイツの香りも...


小室哲哉氏と怪物
『怪物はささやく』(2011年)パトリック・ネス著(シヴィーン・ダウド原案) 池田真紀子訳 あすなろ書房 小室哲哉氏引退ニュースを読んだ、今日の一冊は、2016年に映画化もされたコチラ。 芸能人のスキャンダルよりも、もっと流すべきニュースがあろうに、日本!・・・と思ったも...

