やっぱり家族って最強
『ミラクルズボーイズ』(2002年) ジャクリーン・ウッドソン作 さくまゆみこ訳 理論社 今日の一冊の舞台はニューヨークのハーレム街。 すべての人が肌の色や心情のいかんにかかわらず平等に暮らせるように、というキング牧師の夢。そんな夢の実現に貢献するような、アフリカ系アメリカ...
思春期男子が夢中になった意外なものとは?
『園芸少年』(2009年)魚住直子作 講談社 『園芸』をテーマにブックリストを作成してほしい!というご依頼があったので、園芸ものを読んでいた中で知った一冊を今日はご紹介。 とても読みやすい高校の部活もの。部活ものといえば、スポーツが多い中で、園芸部は珍しい!...
これさえ守れば子育ては安泰!
『中川李枝子 本と子どもが教えてくれたこと』(2019年)中川李枝子著 平凡社 みんな大好き『ぐりとぐら』、いい子でない主人公が人気の『いやいやえん』、大きな紙が欲しくなる『ももいろのきりん』などなど、子どもたちに愛されるたくさんの物語を語ってくれた中川李枝子さんの自伝です...
チャンスは自分でつかみ取る!
『わたしがいどんだ戦い 1939年』(2017年) キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作 大作道子訳 評論社 「表紙は微妙だけれど、すっごくよかった!」とおススメされて、手に取ってみた2018年の高等学校の部での課題図書。課題図書に関しては、色々と思うところがあるのだけ...
伏線回収が楽しい物語
『穴 HOLES』(1999年)ルイス・サッカー作 幸田敦子訳 講談社 今日の一冊はコチラ! ずーっと気になってはいたものの、読む機会を逃していた物語。 アメリカで子どもたちから絶大な支持を受けている人気作家さんですが、大人ファンも多く、大人も手に取りやすい文庫版にもなって...
落ち着きのない子は問題児?
『もう、ジョーイったら!2 父さんと、キャッチボール?』 (2009年)ジャック・ギャントス作 前沢明枝訳 徳間書店 今日たまたま目にした東洋経済オンラインの記事。発達障害を発表している、モデルで俳優の栗原類氏のお母さんのインタビュー(コチラをクリック)がとってもよかった。...