旅のおともにしたい一冊
『そばかすの少年』(2015年)ジーン・ポーター作 村岡花子訳
河出文庫
夏です!旅です!
今日の一冊は、断然森の中で読みたくなる名作。
リンバロストの森で番人として、働き始めた孤児の少年のお話。学びたい!ってこういうことなんだ、と感動します。
一度絶版になって、『花子とアン』ブームで復刊したもの。先日行った児童文学ピクニック番外編(夜の児童文学飲み会@タイ料理屋)で、紹介したうちの一冊です♪竹宮恵子さんによって、漫画化もされてるみたい。
さて、夜の児童文学飲み会、三連休中日の夜だったこともあって、家族の予定が急きょ入る方も多く、直前キャンセルが多くて、想定内とはいえちょっとへこんでたのです。が、フタをあけてみれば、飲みながら語り合うには、ちょうどいい人数!楽しかったー!
今回のテーマは『旅のおともの本』。
リクエストがあって、こちらのテーマにしました。ところが、う~ん!正直ね、好きな本持って行けばいいのだから、テーマとしては絞れなくて難しいなあ、って。
でも、やっぱり持って行く傾向というか、ポイントはありました。それがコチラ↓
① 持ち運びに便利、荷物にならない(文庫版、軽い)
② 内容軽めでサクサク読み進めるもの(短編、エッセイ)
③ 一冊で読み応えがあるもの(ある程度の長さがあるもの)
④ これを機にシリーズものを制覇!
私の場合は、旅といえば、自然が満喫できるようなところに行くので、自然が盛り込まれた物語が一番しっくりきます。海眺めながら読みたい物語、森林浴しながら読みたい物語・・・その上で、上記のような形態を選ぶ傾向に。
②と③は矛盾するようだけれど、どちらのタイプもいつも用意していきます。
日中、子どもたちから呼び出されることが多いときは、②で、家事をしなくていい夜は③④って感じでしょうか。
短編だとおすすめなのが、ファージョンや安房直子さん。大人も楽しめますし、子どもたちに待ち時間などに読み聞かせてあげられるので、重宝します♪
タイ料理は美味しいし、旅に出たくなった夜でした!