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プーさんはディズニーのもの?


渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催中のクマのプーさん展に行ってきました!

■クマのプーさん展

Bunkamuraザ・ミュージアム(地下1F)

4月14日(日)まで。

※2月19日(火)・3月12日(火)のみ休館

10:00-18:00(入館は17:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

一般1,500円

10時ちょい過ぎに着いたのですが、チケット売り場には30人くらいの行列が。

入り口付近はとにかーく混雑。ボードの説明が読めない(涙)。

ただ、館内は行ったり来たりできて、進み順が決まってるわけではないので、入り口付近はさっさと諦めて後で戻るがいいかも。ちなみに、館外に出たら再入場はグッズを買うためでもできません。中にはトイレもないので、トイレは済ませてから入館をおすすめ。

中ほどあたりからは、じっくり読めるようになりました。

いやあ、個人的な感触ですが、おそらく来場者の半分くらいはディズニーのプーさんファンだったような?後ろの女子大生はこんなことを話していました。

「私、ちっちゃい子のキャラクター好きなんだよね~。トーイストーリーとかも♪」

キャラクターとして、好きという人が多くて、原作読んでない人が多い模様。キャラクターかあ、う~~~ん。マーシャ・ブラウンさんは自分の作品がグッズ化されるのをものすごく拒否してたって言ってたよなあ、とか思い出しました。かくいう私も大人になってから読んだうちの一人なので、きっかけは何であれ、この展覧会から原作に興味わく人が出るといいな。

ところで、あらゆる場所で聞こえてきた戸惑いの声、それは……↓

「ん?なんでこれ、ティガ―じゃなくて、トラーなの?ピグレットじゃなくて、コブタ……???古いの?何これ?」

「え?プーさんって原作があるの?これ原作展なの?」

やっぱり。ディズニーのプーさんファン。ディズニーめ~、と思ったのはここだけの話ですが、ボードの説明を読み、挿絵の奥深さに静かな感動を覚えました。

子どもの心に届くようにするために、どれだけの工夫がされ、どれだけの思いが乗っかっていることか。じーん、とします。真摯に作られた子どもの本って、やっぱり違う!

で、子連れの人も多かったのですが、個人的にはあの人混みの中子どもは、おすすめしないかな。子どもは原画を見ても面白くない子が多い気がします。だって、物語を読んでもらってこその挿絵なんだもの。混んでないおうちで、膝の上、または布団の中で並んで読んであげるほうが、幸せな記憶。うん。

さて、最後はみんなのお楽しみグッズ売り場。かなり魅力的なものが満載でしたよ~。

キャラクターとしての人気に複雑な思いを抱きつつ、つい自分もグッズがほしくなってしまうこの矛盾(笑)。

キャンバス地に描かれた挿絵とか、部屋にあったら楽しい気分になるだろうな、とか。

ただね、Classic Poohとして、@Disneyってすべて入ってます。そっかあ、ディズニーの収益になるのかあ……。というわけで、迷ったけれどポストカードしか買いませんでした。それも@Disneyなんですけど、少なくとも表には印字されてない(笑)。

個人的には、感慨深く、一つ一つに見入ってる年配の方たちの姿が印象的でした。ああ、きっとこの人たちは、この物語を心の栄養にして育ったんだろうな、って。そして、私もまた子どもたちに読み聞かせしよう、って思いました。


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