ヒントの出会い方
悩みや疑問がある人は、本屋さんへGO!
っていつも思います。
何か「問い」を抱えて本屋さんに向かうと、必ず答えのヒントになるような本と出会えるんですよね。これが、ネット書店では出会えないんだなあ。
先日こんなネット記事を見つけました↓
(ライフハッカーより)
要約すると、ビジネスのヒントを欲しいなら、スポーツ関連本を、健康のヒントが欲しいなら、ビジネス教養本を、農業や自給自足のヒントが欲しいなら、アウトドア関連本を探してみよう。別のジャンルの棚に意外にもヒントがある。というもの。
そうそう!他のジャンルから見たほうが、物事がよく見えることってあるんですよね。
で、こう言いたいのです。
自己啓発、スピリチャル系のヒントが欲しいなら、児童文学の棚へぜひ(笑)!
いやいや、冗談じゃなくホントにね。自己啓発本やスピリチュアル本の実践版、追体験なんですよ、物語って。
なぜそれが、大人の文学じゃなくて、子どもの文学なのかというと、子どもの文学のほうが真実を描いているから。ごまかしがきかないから。
臨床心理学者の故河合隼雄さんは、「子どもの文学は魂に響く」とおっしゃっていました。
自己啓発本やスピリチュアル本は、問題集の答えを読んでいるようなもの。文学は、答えを自分でつかみ取りに行かなくてはいけないから、問題集を解いているようなもの。どちらが、身につくか?時間はかかっても、自分の中に落とし込めるのは後者なのではないかと。
児童文学の価値が、もっと大人にも広まれば、良い本が消えてなくなっていく現象は食い止められるのではないか、と願っています。だって、買うのは大人だから。