湯河原家庭文庫&絵本ツアー
GW初日、大学時代の友人Tさんが湯河原絵本ツアーなんて素敵な企画をしてくれ、小旅行気分で東海道線を西に向かいました。
きっかけは、FBでのふとしたコメント欄での投稿。
「うちの義母も、絵本や児童文学集めて自宅を開放してるよ」
と。
え?家庭文庫やってるの?早く言ってよ~。仲良しのお友だちなのに全然知らなかった(笑)。
お義母さまが発行されているという『絵本の森通信』のバックナンバーを事前に送っていただいたのですが、これがねえ、もう選書から興味のベクトルから、もう私のどストライクでして。お義母さまにお会いしてみたい!
たまたまそのとき、コメント欄で一緒に盛り上がった別の友人MさんとKさん(Kさんにおいては、Tさんと面識なし 笑)と一緒にGO。心が豊かになる充実の一日でした✨
今回痛感したのは、人って話してみないとワカラナイこといっぱい。
だから、自分はこんなことに興味を持ってる!と公言すべし!ホントに。
■ 偉大な無名な人々
ツアーでまず案内してもらったのは、石段やみかん畑を抜けたところにある家庭文庫さん。
20年以上されていて、スタッフの方も8名もいらっしゃいます。選び抜かれた本たちは、もう背表紙を見ているだけでワクワク。壁には石井桃子さんのこんな言葉が
『子どもたちよ
子ども時代をしっかりと楽しんでください。
おとなになってから 老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。』
ジワッと来ます。ここは地域の子どもたちの居場所。学校では居場所がない子も、ここではイキイキとしています。なんて、大切な活動なのだろう。こうやって、コツコツと地道に地域の子どもたちのために働きかけてくれている人たちがいる。表には出てこないけれど、なんて、偉大な人たちなんだろう。
面白いのは、友人のお義母さまがやっていらっしゃる“絵本の森 La Sonrisa”も、訪問させてもらった家庭文庫さんも、とても近い距離にあって、ある意味競合?けれど、競合ではなく、協力&共存しあってる関係。そこがとっても素敵で感心してしまいました。
ランチは、これまたとおっても素敵なギャラリー・カフェ“飛ぶ魚”さんでいただいたのですが、これは別記事にしますね。
■ 大事に選ばれた本が集まる空間『絵本の森』
またまた絵本の森 La sonrisaさんに戻ってきてからは、しゃべり倒しました!お義母さまにも子育ての話から本の話と色々聞いていただいて、居心地よすぎて気づけば夕方。本の話は世代を超えますね。画家であるお義母さまのお兄さまの絵も、迫力があって素敵でした。
とっても美味しい手作りのチーズケーキとブラウニーをいただいて、お庭の夏みかんとお手製マーマレード、大きな松ぼっくり(!)をお土産にいただきました。
海を見ながら、大事にされている本に囲まれた幸せな空間。
基本土日が開館日だそうで、場所や詳細はお知り合いからの紹介ご希望とのこと。 ご興味のある方はメッセージくださいませ。