その店に通ってもらいたい、たった一つの理由
愛知への帰省(夫の実家)の際に、閉店間際のメルヘンハウスさんへ駆け込みで行ってきました!
メルヘンハウスさんは、日本初の子どもの本専門店。みなに惜しまれながら、本日45年の歴史に幕を閉じられます。
初メルヘンハウスさんにして最後の訪問(涙)。あ~ん、私のバカバカ!
あ~、どうしていままで通わなかったんだろう!
・・・と考えたら、私自身は愛知は7年ぶりくらいで、当時はメルヘンハウスさんのこと知らなかったんでした💦
初メルヘンハウスさんは、活気があって、とても閉店間際とは思えない雰囲気。初めてだったので、通常の状態がどうなのかワカラナイのですが、もうだいぶ絵本は売れてしまったとおっしゃってたから、通常はもっと圧巻だったのかな?天井に旗のようにたなびくのは、このお店を愛してやまなかった絵本作家さんたちからのメッセージの数々。じーんとしてしまいます。
メタリックなラックのためでしょうか?書店というよりも、児童図書館のような雰囲気で、誰でもウェルカムなあたたかい空気が流れている。みんなの憩いの場。雰囲気はぜひお店のHPをご覧くださいね。
閉店理由は、やはり経済的な理由だそう。ネット書店の台頭に押されて・・・。
店主の方もおっしゃっていたそうなのですが、通わないと消えちゃうんです。
買い物って投票なんです。
どこで買うか=どこを応援するか=どこに存続してもらいたいのか
商店街が残ってほしいと思いながらも、大手スーパーへ流れていれば、小さな商店が消えていくのは当然のこと。だから、続いてほしいと思うお店には通うんです。なくならないように。それが、通ってもらいたい、たった一つの理由。
以前オーガニック業界で働いていたときね、中国産の有機大豆の豆腐を選ぶか、国産だけれど有機でないものを選ぶか、という話がありました。もちろん後者。だって、大豆の日本国内の自給率はどのくらいかご存知でしょうか?
農林水産省のHPによると平成27年の時点で、たったの7%(食品用に限れば25%)なんです。大豆は豆腐、味噌、醤油、と日本の伝統食品に使われるものなのに!
本も同じ。ネット書店は便利。実際私もついつい利用してしまいます。だって、子連れで荷物多いと、やっぱり家に届くのって便利なんです。
今回も肩ちぎれそうに荷物が重かったので、たったの3冊しか買えませんでした。
乳幼児連れのお宅だと外出もままならないから、お店に通えないということもある。
応援したい実店舗とネットの融合が今後の課題かもしれません。
どこで、買うかは本当に重要!
素敵なお店だな、消えてほしくないな、と思ったらぜひ通って、そこで買いたい、と改めて強く思いました。
※ 春休み最後、1週間マレーシアに家族旅行で行ってきまーす。
旅行中はブログはお休みしますが、インスタのほうは更新するかも。